英字新聞の読み方
リーディングの学習といえば、まず英字新聞の購読ということになります。
ここで注意しなければならないのは、記事が自分のレベルを大きく超えていないこと、しかも自分の興味のある分野を選ぶことです。
しかし、どんなに易しめの記事を選んでも、知っている単語が全体の70%未満であれば、理解するのは少し厳しいかもしれません。それでも、辞書を引き引き読み進めることはできますが、かなりの労力になるので、挫折する可能性が高くなります。英語学習全般についていえば、苦しみながらやる学習は長続きしません。
その場合には、「ボキャブラリーの強化」の章で紹介するように、まず英字新聞が読める程度の最低限の単語を覚える必要があります。
ただし、この最低限度の単語を覚えるプロセスも、英字新聞による学習と並行して行うことができますので、安心してください。
さて、どんな新聞が良いかというと、私が読んで良かったのは、The Japan Times と The Daily Yomiuri の2誌です。どちらも、日本国内で起こったニュースが中心の記事ですので、日本のテレビや新聞で先にニュースの概要を知っている記事であれば、意外にすらすら読めるものです。
次に、英字新聞を使った効果的な学習方法をお話します。
- 新聞全体を眺め、すべての見出しに目を通す。
- すべての見出しの中から、興味がある記事選んで、最初の段落だけを読んでみる。
- 選んだ記事については最初は細部にこだわらず、全体を通して読んでみる。その際、分からない単語にマークを付けておくが、特に調べずにそのまま読み飛ばす。
- マークを付けた単語のうち、どうしても、その意味が分からないと記事全体の理解に支障があると思われる単語だけ、辞書で調べる。単語はその意味だけでなく、例文とともに使い方も一緒に覚えるようにする。
- 最後に、もう一度全体を通して読んでみる。
以上のように、すべての見出しに目を通し、初めは一つだけ記事を選んで最初の段落だけを読むことにしますが、慣れてきたら、徐々に読む記事を増やしていけば良いでしょう。その場合も記事の全部を読む必要はなく、最初の1段落~2段落くらいまでを読んで、次の記事に移った方が良いです(ただし、興味のある記事は全部読んでしまっても良いです)。
このように、英字新聞の読み方としては、挫折しないためには、最初は見出しだけを読み、次に興味のある見出しの本文を読む、といったように徐々に読む量を増やしていく方法が効果的です。数ヶ月続けて、読解力が上がってくれば、日本の新聞を読むように、興味のある記事だけを選んで、どんどん多読、速読すれば良いでしょう。
現在、日本で読める英字新聞の多くはインターネットでも読むことができます。そのため、無料で読めるのだから、インターネットで十分ではないかと思われるかもしれませんが、やはり、多少のお金を投資してでも、英字新聞を購入した方が集中力もモチベーションも上がります。
そこで、リーディング力を強化するためには、一定期間だけでも英字新聞を定期購読することをお勧めします。
英語学習応援団