英英辞典の活用

英語上級者の多くが英英辞典の使用を勧めます。

私もこれには賛成です。

初級レベルから中級レベルに上がった方はもちろん、初級レベルの方でも、たまには英和辞典から少し離れて、徐々に英英辞典と慣れ親しむようにしていきましょう。

 

ここで少し、英英辞典の効用についてお話します。

 

まず第一に、英単語の原義、特に類語との区別ができるようになります

例えば、Customer も Client もどちらも日本語で言えば「客」ですが、

英英辞典を引いてみると、前者は”someone who buys goods or services from a shop, or company”とあり、後者は”someone who gets services or advice from a professional person, company, or organization"となっていて、はっきりとその意味の違いが理解できます。英和辞典だけに頼っていると、日本語訳にとらわれて、英単語の原義を見失いがちになります。


次に、英英辞典を使い慣れてくると、日本語を介さず、英語で考える習慣が付いてきます。そうなると、英語の記事を読むのに、あまり抵抗感を感じなり、読む速度も自然に速くなるはずです。

 

最後に、英英辞典を使うと、英語の運用力が付いてきます。

英語の運用力というのは少し分かりにくいですが、少ない単語の知識を使って表現する力です。

例えば、実際に英会話をしている場面で、街中で見かけた「落書き」について話したかったとします。ここで、graffiti という単語を知らなくても、"drawing or writing on a wall in a public place" といったように、英英辞典にあるように説明できれば、少ない単語の知識でも、多く英語を表現することが可能になります

 

さて、実際に使用する英英辞典についてですが、

紙の辞典は重たくて、持ち運びに不便なので、無料で使えるオンライン辞書をまずはお勧めします。自宅にいるときはパソコンを使って、外出中などはiPhone などの携帯端末で調べることができます。

まずは、定番のLongman English Dictionary Online をお勧めします。

他には、辞書のメーカーではありませんが、MSN Encarta は音声を確認できるので、発音をチェックしたい方にはこちらをお勧めします。

 

しかし、やはり腰を落ち着けて、しっかりした辞書を使いたいという方もいると思います。確かに例文の質などは、有料の辞書の方が明らかに上です。

有料の英英辞典として私が使ったのは、コウビルド英英辞典です。

この辞書はCDがパソコンのHDDにインストールできるので、いちいちCDを入れ直さなくて良い利便性があるうえ、パソコンから単語の音声を聴くこともできます。また、例文の質もかなり高くて評判です。

 

中級レベルの方は本格的な辞書に慣れ親しむことも大切です。