ディクテーションの効用

ディクテーションとは、耳で聞いた英語をそのまま紙に書き出す作業のことです。そのため、完全な聴解力を求められます。

単なるリスニングと比べれば、相当の集中力が必要となり、また、作業にはかなり時間もかかるので、とても疲れますが、それだけに効果も絶大です。

 

以前ベストセラーとなった英語学習本「英語は絶対、勉強するな!」( 著)では、特にディクテーションの有用性を強調していました。この本は英語勉強法ではかなり有名な本で、タイトルには違和感がありますが、今でも語学学習の王道を語っていると思います。なお、現在ではディクテーションの練習用のCDも付属されています。

この本に感化された私は、半年くらいは集中して、ディクテーションばかりしていました。

 

ディクテーションの素材ですが、初めからあまり難しいものを選ばないことが大切です。自分にとって、ちょっと難しい程度のレベルがちょうど良いと思います。

また、あまり張り切って、大量の英語の書き取りを始めようとすると、必ず挫折してしまいますので、最初は少量から始め、慣れてきたら、少しずつ増やしていけば良いでしょう。それに合わせて、素材の難易度も少しずつレベルアップしていけば良いでしょう。

 

どうしてもディクテーションの素材が決められないという方には、TOEICのリスニング用問題集(CD付き)が良いでしょう。レベル的にも適当だし、また、いずれはTOEICは受験しなければならないのだから、出題レベルに早めに慣れておく意味でも有効です。

ここで紹介する「TOEICテスト リスニングBOX」は問題数も多く、出題傾向も押さえているので、リスニング本番の練習にもなって、一石二鳥です。

 

以上のように、ディクテーションには大きな効用がありますが、それなりに時間と労力も伴います。

そこで、ディクテーションに近い効用があり、かつスピーキングのトレーニングにもなる、シャドーイング、リピーティングの方もお勧めします。どちらか自分に合う方を選択すれば良いでしょう。

こちらについては、シャドーイング・リピーティングの効用 の章を参照してください。