ニュース英語のリスニング

CNN(アメリカ)やBBC(イギリス)などの英語のニュースのリスニングについてお話します。

 

まず、基本的なリスニングの教材を基に、一定期間に相当量の英語を聴いて勉強してきた人にとっては、ニュースの英語は、映画やドラマなどと比べて、ずっと聞き取りやすいと感じるはずです。

それもそのはず、ニュースはプロのアナウンサーによって、極めて明瞭な発音で話されるので、単語自体が聞き取れないことはあまりないと思います。

それでも、ニュース英語が難しく感じられるのはなぜか?

それは、次の3点によるものと考えます。

  1. 絶対的なボキャブラリーが不足している。
  2. ニュースの文型に慣れていない。
  3. ニュースの背景知識に乏しい。

3について言えば、例えば、日本のニュースであれば新聞などを読んで、よく知っているので、NHKニュースの副音声などを聴いてみても、とても理解しやすいはずです。

 

ニュース英語の克服は、リーディング力を付けることが一番です。リーディング力の強化については、別の章で詳しくお話しますが、例えば、英字新聞などが速読できれば、同じ内容のニュースは本当に楽に聞き取れるはずです。

したがって、英字新聞もろくに読めない段階で、一生懸命に、ニュースばかり聴いても、時間の浪費になる可能性が高いと思います。

 

ただし、最近ではインターネットラジオなど、インターネット上で無料で音声ニュースを聴くことができるだけでなく、ニュース全文のスクリプトを確認することができるサイトがたくさんあります。それらのサイトでは、音声ニュースをダウンロードしてMP3ファイルで保存できるので、後で、iPodなどで何度も聴くといった使い方もできます。

ということは、ニュース英語のリスニングのために、独立してリーディングの学習をすることもなく、まず、スクリプトでリーディング、続いて、音声ニュースでリスニングといったように、二つの学習を同時に行うことも可能になります。

 

なお、Japan Times や Daily Yomiuri などの国内で販売される英字新聞を読むのと並行して、テレビのNHKニュースを副音声で聴くといった学習方法もあり、リスニングとリーディングの相乗効果がかなり期待できます。こちらについては、NHKニュースの活用 も参照してください。