未知の単語の意味を推測する

英文を読んでいて、知らない単語が出て来ると、つい、その単語に気を取られて、全体の意味まで分からなくなってしまうことがよくあります。

確かに、知らない単語が1つも無くなれば理想的なのですが、現実には、どんなにボキャブラリーを増やしても、必ず、1つの段落に1つや2つの未知の単語は出て来るはずです。

 

そこで、知らない単語が出て来た場合、そのすべてを辞書で調べるのは非常に効率が悪いです。

例えば、私達が日本語の新聞や小説を読んでいても、たまに知らない単語が出て来ることがあります。でも、そんな時に、国語辞典で調べて、いちいち意味を確認していますか? きっと、前後の文脈から、知らない単語の意味を推測して、そのまま読み進めているはずです。

 

同じことを英語のリーディングでも実践することが大切です。

例えば、次の英文を見てみてください。

 

A number of Japanese firms have launched social contribution projects in Bangladesh, as they see the nation as a promising market.

 

この英文で promising という単語だけを知らなかったとします。

それでも、前半の文章が「多くの日本の会社はバングラデシュで社会貢献のプロジェクトを開始した」というように理解できれば、後半の文章も、「多くの日本の会社はバングラデシュを○○な市場だと見ているから」と理解することができ、

おそらく、promising は前後の文脈から、だいたい「前途有望な」とか「将来期待できる」といった意味ではないかと推測できるはずです。

 

このように、1つの段落で、知らない単語が1つや2つであれば、だいたいの意味を推測して、どんどん読み進めていった方が良いのです。

ただし、同じくらいの分量の英文で3つ、4つと知らない単語が出て来れば、文脈から単語の意味を推測するのも難しくなりますので、その場合には、その英文は、現在の自分にとっては、レベルが高過ぎるということになります。そういった時には、リーディングの素材となる英文のレベル(単語レベル)を下げた方が良いでしょう。

 

以上のように、未知の単語の意味は前後の文脈から推測するという習慣を付ければ、より多くの英文をより速く読めるようになるはずです。