現在の英語力レベルの確認

ここでは、英語力のレベルを便宜的に、初級、中級、上級の3つに大きく分けてみます。あなたの現在の英語力のレベルを知って、そのレベルに合った学習メニューを考えるためです。

 

<初級レベル>

厳密に言えば、英語を初めて学習する初心者はこのレベルより下になりますが、今の日本人は義務教育で最低3年間は英語の勉強をしていますので、授業をまったく聞かなかったという人以外は初級レベルに入ります。大多数の日本人はこのレベルに入ります。

 

TOEIC 300点~550点

英検    3級~2級

 

●リスニング

ネイティブが普通に話す英語はほとんど一言も聞き取れない。

日本人向けに言葉を選んで、ゆっくり話せば、ある程度は理解できることがある。

 

●リーディング

中学校の教科書程度の英語なら、ゆっくり読めば理解できる。

英字新聞は、見出しに知っている単語があれば内容を推測できる。

 

●スピーキング

自分の知っている単語を並べて話し、何とか通じることがあるが、発音やアクセントの間違いが多いので、通じないことも多い。

 

 

<中級レベル>

学生時代に英語が得意だった人や英語学習を始めて1年以上経った人がこのレベルに該当します。英語学習のモチベーションが最も高い層かもしれません。

 

TOEIC 550点~750点

英検    2級~準1級

 

●リスニング

ネイティブが普通に話す英語でも部分的には聞き取れるフレーズ、センテンスがある。映画、ドラマの聴解率は30%未満。

日本人向けに言葉を選んで、ゆっくり話した英語はほとんど理解できる。

NHKの副音声のニュースなどは、だいぶ理解できるようになる。

 

●リーディング

英字新聞はゆっくり読めば、内容を理解できる記事も多い。

ただし、辞書なしでは、分からない単語も多く、読み続けるのは厳しい。

 

●スピーキング

発音やアクセントはネイティブに理解されるレベルに達しているので、ほとんど通じる。ただし、文法的にはほぼ正しい英語を話せるが、日本人的発想の英語を話して、たまに通じないこともある。

 

●ライティング

意味は通じても、不自然な英語が多く、ネイティブを誤解させることがある。話し言葉と書き言葉を混同していて、ビジネス文書を書くレベルには達していない。

 

 

<上級レベル>

いわゆるビジネスレベルで英語を使いこなす層です。

多くの日本人にはペラペラと言われることもありますが、伸び悩みを感じる時期でもあります。

 

TOEIC 750 点~950点

英検    準1級~1級

 

●リスニング

試験や教材用の英語はほとんど聞き取れる。

映画、ドラマの聴解率は50%以上あり、ストーリーは十分に楽しめる。

CNNニュースなども、興味のあるテーマなら理解に支障ない。

 

●リーディング

英字新聞は興味あるテーマの記事は、辞書なしでも読むことが

できる。

読む速度はネイティブに比べれば遅いが、実用には支障ない。

 

●スピーキング

かなりネイティブの発想に近い英語を話すので、ビジネスレベルのコミュニケーションにも支障ない。たまに、日本人的発想の英語や文法の間違いを起こすこともあるが、コミュニケーションには何ら問題はない。

 

●ライティング

ビジネスレベルの文書を普通に書くことができる。

定形の文書は問題ないが、自分の考えを述べるような文章では

ところどころで不自然な英語が現れる。

 

この上には、さらに最上級がありますが、私自身は上級の真ん中辺りをうろうろしているレベルなので、コメントする立場にありません。