やる気の出ない本当の理由

ホームページを運営していると、たまに読者から質問を受けることがあります。

その中でも、次のような悩みの相談を受けることがあります。

 

「私は会社でも英語が必要なので、英語は必ずマスターしたいと思っています。しかし、いつも途中で挫折してしまいます。毎日仕事が忙しくて、なかなか勉強時間が取れないことが継続できない一番の原因だと思っています。」

 

だいたい次のような趣旨の話を複数の方から聞いたことがあります。

そこで、私は返信のメールで、このサイトでも述べているような英語学習法の基本的な考え方などをお話しましたが、最近になって、学習を継続できない原因は別のところにあるのではないかと思うようになってきました。

 

すなわち、どんなに効率的、効果的な学習法を教わっても、それだけでは英語学習を継続することはできないのではないか、ということです。

 

多少厳しい言い方になってしまいますが、英語学習を継続できない一番の原因、もっと言えば、やる気の出ない本当の理由は、その人自身の中にあると思っています。

それは、英語が使えるようになることを、本人がどれだけ真剣に求めているかということです。

 

例えば、自分の会社で英語が公用語になって、英語が使えないと、間違いなく左遷されてしまうとか、パーティーで知り合ったイギリス人の女性に一目惚れして、何としても親しくなりたいとか、切羽詰まった状況に置かれたとします。もし、そういった状況にあったら、あなたは、それこそ無我夢中で英語の勉強をするはずです。

 

そんな時には、「仕事が忙しいから」とか「疲れているから」といった、英語の勉強ができない理由を言ったりはしないでしょう。

人は、あることに本当に必要性を感じたら、言い訳など言わずに、絶対に努力をするものです。

逆に言えば「やりたいけど、できない」と言うのは、実は、本当は「できない」のではなく、単に「やるつもりがない」だけなのです。それは、本当に必要性を感じていないという証です。

 

「そんなことはない、自分は本当に努力しているのだ」

と言う人もいるかもしれません。

しかし、それでも学習を継続できないというのであれば、心の底では、真に学習の必要性を感じていないのかもしれません。

あるいは、自分はやる気があると勘違いしているだけで、本当のところは、英語の学習に意義を感じていないかもしれません。

 

したがって、学習をどうしても継続できないという人は、改めて自分の本心を再確認した方がよいと思います。

 

 

それでは、どうすれば、英語を勉強することの意義を心から実感できるようになるのでしょうか?

それには、あなたが英語を勉強しようと思うようになったきっかけを思い出して、その時の気持ちを改めて実感してみることです。こうすることで、英語が本当に今の自分にとって必要なものなのかどうかが、はっきり分かるようになります。

その結果、「本当は自分には英語は必要ない」ということが分かれば、もうこれ以上、学習を継続する必要はないかもしれません。

逆に、自分にとって、英語がやはり必要だと分かった時には、その日から、あなたの英語学習への取り組み方は大きく変わるでしょう。