英語の運用力を付ける

英語の話せる人と話せない人を分けるポイントは、この「英語の運用力」の有無です。英語の運用力とは、少ない単語の知識を使って英語を表現する能力です。

 

英語が話せない人というのは、どうも自分の単語力だけに頼って、英語を話そうとしがちです。

例えば、ネイティブと話していて、「ランチは、屋台でホットドッグか何か食べたい」と思っていたので、その意志を伝えようとします。しかし、「屋台」という単語を知りません。その場合、話すのを諦めてしまうのが最も悪い姿勢です。どうしても、屋台で食べたいのであれば、紙とペンを出して、絵を描く方がずっとましです。

そこで、英語の運用力のある人だったら、例えば、次のように話して、意志を伝えます。

 

"I want to buy hotdogs or something for lunch,

from people selling in the street.

Those people sell food in a large box with wheels. I don't know what it's called."

 

このように、本当に英会話力がある人は、簡単な単語を使って、あらゆることを英語で表現できます。

すなわち、知らない単語があるからといって考え込んでしまうのではなく、自分の知っている単語の範囲で上手く表現してしまうのです。

 

英会話に苦手意識がある人の中には、「英語が話せないのは、知らない単語が多いせいだ」だと思っている人も多いようです。しかし、実際には、英単語の知識が不足しているのではなく、その運用力が足りないことの方が多いのです。

 

また、英語の運用力を向上させるには、多くの英語を聴いたり、読んだりすることの他に、英英辞典を使うことも効果的です。英英辞典では、易しい単語を使って、ほとんどの単語の意味を表現しているので、その表現法からは学べることがとても多いのです。

 

なお、発想の転換により英語を表現する方法については、英語で考える習慣を付けよう の章にも具体例を挙げていますので、参考としてみてください。