英会話表現の覚え方

英会話は、理屈より実践を通じて体感的に覚えていくことが効果的です。

ここでは具体例を挙げて、英会話表現を理屈抜きで覚えることの重要性とその方法をお話します。

 

私は現在、英語学習のメルマガを発行しており、その中で、日常会話で役に立つ英会話表現を紹介しています。メルマガの中では、あえて文法的な説明は少なめにして、同じ表現を使った多くの例文を紹介しています。その方が英会話表現を身に付けるには近道だと考えるからです。

 

例えば、次の英文を見てみてください。

 

I wish I were thin like you.

(あなたのように痩せていたらいいなあ。)

 

この英文は、文法的には仮定法過去の一種で、現実と異なる願望を表す表現です。そして、"I wish" の後には、過去形を使うとか、was ではなく、were を使うとかいろいろな文法上のルールがあります。

しかし、そんなことを覚えるよりも、同じ表現を使った多くの例文を読んで、さらに、それらを音読することで、理屈ではなく身体で覚えるのが最も効果的な学習法になるのです。

例えば、他にも、"I wish I were"を使ったいくつかの例文を音読してみるのです。

 

I wish I were a woman.(女性だったらいいのになあ。)

I wish I were born in America.(アメリカで生まれたらよかったのになあ。)

I wish I were an only child.(一人っ子だったらよかったのになあ。)

 

これくらいの例文を音読してみるだけで、"I wish I were"の使い方は理屈を考えなくてもマスターできるはずです。

これは一種のパターンプラクティスと呼ばれ、世界各国の人が集まる英米の語学留学では、主にこの手法が使われます。この練習法によれば、母国語による説明が不要になるからです。

 

以上のように、英会話表現を学習する際には、同じ表現を使った複数の例文を音読することで、そのパターンを理屈抜きで身に付けるようにしてみてください。